キャッチコピーはカッコつけなくていい。目的さえブレなければ

新聞の広告やCMの宣伝では、カッコいいキャッチコピーが当たり前のように謳われていますが、

あなたにもそんなキャッチコピーが作れますか? 

 

読めばなるほど!と唸らせる大企業のキャッチコピーは

コピーライターという専門家が作り上げています。

 

あなたがホームページやブログのタイトルを付ける時に、

読んでしびれるようなキャッチコピーやタイトルを考えるのは

少々ハードルが高すぎるかも知れません。

 

もちろん私にもそんな才能は微塵もありませんが、

それでも悲観することはありません。

 

そもそもキャッチコピーというのは商品に興味を持たせたり、

購買意欲を高めることが大きな目的なのです。

 

つまりカッコイイことを言うためでもなければ、

自己満足の世界でもありません。

 

あなたがターゲットとしている人に対して、

どんな言葉をかけてあげるとその人はつい行動を起こしてしまうのだろうか?

ということを念頭に置いて考えることがとても重要になります。

 

例えば缶コーヒーというのはとてもたくさんの種類がありますね。

その中でキャッチコピーひとつで売上を伸ばしたものがありました。

 

 

『朝専用』・・・

 

 

この会社はターゲットを【毎朝コーヒーを飲むサラリーマン】に絞りました。

 

缶コーヒーというのは正直味の違いが分かりにくいものです。

ですからサラリーマンにとっては朝コーヒーが飲めるならどれでもいいわけです。

 

ところが『朝専用』缶コーヒーと謳ったことで、

数ある種類の中から「朝飲むなら朝専用にするか」と選択肢の筆頭に躍り出てしまったのですね。

 

言葉のマジックかも知れませんが、

朝専用なんてカッコいいキャッチコピーとは思えません。

 

しかし購買意欲を高めたことで、

このキャッチコピーは見事本来の目的を達成して

十分な役割を発揮したのではないでしょうか。