あなたのホームページは誰のためのホームページですか?

まずホームページを作る側からの視点を考えてみます。

 

ホームページを作る人は

必ず何かしらの情報を掲載していますね。

 

多くの場合は

 

会社であれば、企業やサービスの情報

店舗であれば所在地や商品の情報

スポーツチームだったら、活動内容や設備紹介

士業の方は得意なジャンルや解決手法など

 

当社はこのようなサービスを展開しています。

当店はこんな商品を作っています。

当クラブに入るとこんなに活躍できますよ。

当事務所はこの分野を得意としております。

 

 

ホームページというものを自社のPR場所と捉え、

会社の規模や設備、実績、商品などを載せていると思います。

 

もちろん、これらの情報はお客様への信頼にも繋がり

PRにも一役を担っているのは間違いではありません。

 

 

一方

ホームページを見る側の視点に立ってみましょう。

 

お客様がインターネットの世界に入る時は

だいたい調べものをしたい時です。

 

製品やサービスを探している時

解らないことを解決したい時

新しくモノを買おうとしている時

新しいことを始めようとした時

 

これらに共通して言えることは

自分で判断が付かないので答えやアドバイスが欲しい

ということが見えてきます。

 

 

あなたもインターネットで調べものする時に

Amazonや楽天で物を見つける以外は

企業や店舗のサイトをわざわざ覗きには行かないと思います。

 

調べたいことを検索窓に打ち込んで

出てきたサイトを順番に見ていくはずです。

 

 

 

この『お客様のお困りごと』というところがポイントになります。

 

 

ホームページの作る側の視点と

ホームページを見る側の視点とが

同じでないとあなたのホームページは表示されないのです。

 

なにせ、あなたのホームページは

自己アピールだけでお客様の問題解決にはなってないのです。

 

 

もっと踏み込んで言うと、

 

『お客様のお困りごと』を解決してあげられる情報が掲載されていなければ

お客様はあなたのホームページを見ることは一生ありません。

 

 

ホームページを見てもらってお客様にPRしたいことがあるなら、

間違っても自社のアピールで終わってはいけません。

 

 

自社の商品やサービスは

どのような『お客様のお困りごと』に対して

どのように解決してあげられるのかを明記してあげましょう。

 

いろんなお困りパターンがあると思います。

 

箇条書きで終えずに

情報は出し惜しみせずに、解決方法は初めにズバッと明記します。

このような場合はこんな使い方をしてみましょう。

こんな使い方も出来るんですよ。というような

自社ならでは情報掲載が有効です。

一つの事例に丁寧に分かりやすくアドバイスします。

 

ホームページの役割は

自社のPRをすることよりも『信頼作りの場』と考えましょう。

 

聞いたことも無い会社や店舗で

お客さまがそこから商品やサービスを使うのは

とても勇気がいるものです。

 

そこで判断材料になるのが

『お客様のお困りごと』に対してのアドバイス量です。

お客様の事を本当に理解していると思われる内容を読むと

知らない会社でもお客様は共感してくれます。

 

この会社はお客様のことをしっかりと理解している。

この会社は信用できる会社なんだな、と感じてくれます。

 

ここで、一つ注意する点があります。

 

解決策をもったいぶって明示しないと

お客様はページを離れてしまいます。

詳しくはお問合せ下さいとした瞬間に気持ちが薄れます。

 

あなたもネットで検索したことがあるはずです。

その時のことを思い出してみて下さい。

 

モノを買う時にはAmazonや楽天のサイトに行きませんか?

 

それは会社が大きいこともあって信頼感が他社よりはあるからです。

ここには同じものでも高い店や安い店、細かな製品情報や評価まで

知りたいことがほとんど掲載されています。

 

しかし、Amazonで買ったとしても安心はできません。

レビューで他人の評価を疑りながら、より多くの口コミを読みますね。

より安心感を得たいから、失敗したくないからですね。

 

お客様がどんなことに不安を感じ

どのような失敗をしたくないのか

 

お客様が自社のサービスを利用して頂く為には

何一つ不安を残してはイケません。

 

これらをつぶしておくためには

お客様の事を理解しておく必要があるのはごく当たり前です。

 

そんなAmazonや楽天のサイトでも100%信用できないのに

知らない会社が信用を得るためにはやるべきことは明白です。

 

まとめ

 

-自社がターゲットとする『お客様のお困りごと』は何かを考えましょう

-『お客様のお困りごと』に対して解決策を洩らさず提示しましょう

-詳しくはお問合せ下さいとしないこと。値引きも特典もズバリ

-自社PR < まず信頼獲得を考えましょう

 

 

あなたのホームページに来て頂いたお客様には

一度きりの付き合いで終わらせたくありません。

 

会社の対応次第で評価もあがり、

口コミで別のお客様を紹介してくれるかも知れません。

 

安心してお気に入りに入れてもらえる日は目の前まで来ています。